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運動について

リウマチの治療の中で自己療法という方法があります。これは自分で出来る事をして症状の改善などをしていこうというものです。リウマチには安静も必要なのですが適切に体を動かすことも大切です。リウマチになると筋肉や関節の委縮や変形がおこります。

その委縮や変形を防ぐのに体を動かすことはとても有効的なのです。その中でもおすすめなのは水中で行う運動です。水中で行うと言っても泳いだりはせずに水の中を歩くだけで良いのです。水の中を歩く時には筋肉や炎症部分、骨にかかる負担を浮力が軽減してくれます。

その為に患者さん本人にはあまり負担がかからずに体を動かす事が出来るのです。水の中を歩くことで水の抵抗で負荷がかかります。負荷がかかる事で陸上で普通に体を動かしている時よりも短い時間で効率よく筋力をつけられるという訳です。

また、リウマチの症状の改善、緩和、悪化の予防になる筋肉の委縮や関節の変形などを防ぐ事が出来ます。

痛みや腫れなどの症状があるとどうしても体を動かすことが少なくなりがちです。しかし、水の中でリラックスして短い時間、体を動かすことで筋力増加の効果も期待できます。家庭内で行うものではタオルを使って関節を伸ばす体操をしてみましょう。

タオルを膝の下に引いてゆっくり膝の裏を伸ばしたり、両手でタオルの端と端をもって万歳をするように腕を上にあげてみるなど簡単な動きで可動域が狭くなるのを予防する事が出来ます。

これらの注意点として、熱が出たり関節部分に熱を持つ急性期には無理をして行わないようにしましょう。無理は禁物です。熱があったり、症状が現れている部分が腫れたり痛みが強い場合には何よりも安静にしていることが必要となります。

立っているだけでも炎症を起こしている部分の膝や股関節に負担をかけることになるので急性期には椅子に座ったり、横になったりして安静にしていましょう。装具やサポーターなどを使用して関節部分にかかる負担を軽減するなどもしてみましょう。

痛みや腫れなどの症状が出ると体を動かすのが億劫になります。そうすると筋肉は衰え関節の可動域はどんどん狭くなっていき肩や肘、膝や股関節などが曲げ伸ばししにくくなります。そうならない為に症状によって安静と運動の使い分けを上手く行ってリウマチが悪化しないように気をつける努力を自分で行いましょう。