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変形性膝関節症と足底板

変形性膝関節症とはやっかいな病気です。それは歩く足そのものが曲がってしまったり、膝の部分に激痛が走るなど、日常生活に負担がかかってしまうからです。

そして、変形性膝関節症が進行するとO脚がひどくなります。変形性膝関節症になる前にもともとO脚だった人というのは、意外と多いといえます。

若いときは筋肉もあり、関節の部分も柔軟で、栄養も行き渡っていたわけですが、加齢と共にそのようなよい膝の状態もなくなっていきます。

もともとO脚だったわけですから、膝の内側に体重がかかりやすくなっています。そして、関節軟骨が擦り減っていき、変形性膝関節症を発症します。

膝の部分に変形性膝関節症などの痛みを感じてきたら、O脚変形を矯正する治療法が使われます。これは変形性膝関節症の影響でO脚に変形してしまった、脚を足底板によりまっすぐに矯正することで、外側に体重がかかるようにします。

それで、内側の関節軟骨の負担が減り、痛みが解消します。関節軟骨は擦り減ってしまっては、再生しないといわれていますので、足底板は、そういった磨耗していくのを、防ぐ重要な装具といえます。

足底板は、特にハイテク機器や目新しい装具ではありません。足と床の間に板を差し込んで、足の外側を持ち上げるようにします。そして、すねをまっすぐに立たせるわけです。

足底板は、実に単純な構造・仕組みではありますが、多少のデメリットを伴うことがあります。それは、かかとの内側が斜めになっているため滑りやすくなっており、不安定になってしまうということです。

変形性膝関節症の病状が進行してしまった場合には、足底板は有効ではありません。逆に歩きにくいものとなってしまいます。

初期から中期の変形性膝関節症症状の進行時に、歩くときの負担を軽減するために、足底板を使用するのがよいでしょう。もちろん、医者に相談してから、どのようなものを使用するのか決めて使ってみることです。